幼児期の子どもたちは、世界が自分中心に回っているような感覚を持っています。何でも思い通りになるという「全能感」は、成長の過程で自然なもの。しかし、現実に向き合う中で、「できないこともある」という認識が芽生え、それを受け入れていくことが大切です。
一方で、親が手助けしすぎると、子どもは「いつも自分の思い通りになる」ことが当たり前になり、少しでも思い通りにならないことに我慢ができなくなります。これが「わがまま過ぎる」という状態です。子どもの思いを尊重することは重要ですが、同時に「すべてが望み通りにはいかない」という現実を知り、気持ちの調整ができるようになることが、健やかな成長につながります。
幼稚園では、友だちとの関わりの中で、「自分の気持ち」と「相手の気持ち」を考える機会がたくさんあります。おもちゃの貸し借りや、順番を待つ場面、集団生活のルールを守ることを通じて、少しずつ「折り合いをつける力」を育んでいきます。
小さな葛藤の積み重ねが、大きな成長につながる子どもたち。これからも彼らが「気持ちを調整しながら、自分の思いを発揮できる」環境を作っていきたいですね。
来週も、どんな成長が見られるか楽しみです!
