運動の必要性

幼稚園では、保育の中で専任講師による体育指導を行っていますが、そのほか課外でも体を動かす教室が盛んに行われています。
今年度も既に6月11日から通常保育となり、体育指導もスタートしていますので、今日は幼児期から始める運動のメリットを「スキャモンの発達・発育曲線」を例に少し書かせていただこうと思います。

「スキャモンの発達・発育曲線」とは、カラダのさまざまな器官を一般型、神経型、生殖型、リンパ型という4つのパターンに分類し、これらの発達の様相を20歳の値を100%として曲線で示したものになります。

そのなかで運動能力に深く関わるのが神経型です。

神経系統は生まれてから5歳ごろまでに80%まで成長し、12歳でほぼ100%に達します。
そして、神経経路は一度できると消えることは滅多にありません。
何年も乗っていないのに、自転車の運転を体が覚えているのはそのためです。

神経が発達し、100%に達するまでの4~12歳までの間に神経回路へ刺激を与え、いろいろな運動や遊びをさせることは運動能力の向上に大きく役立ちます。
※プレ・ゴールデンエイジ(4~8歳ごろ)、ゴールデンエイジ(9~12歳ごろ)

プレゴールデンエイジは、脳をはじめとした神経回路の発達が著しい時期です。この時期にいろいろな運動を経験しておくかどうかで、その後の動作の習得に違いが出てしまいます。一般に言う、運動神経がいい、悪いとも大きく関係してきます。
また、同じプレ・ゴールデンエイジでも、小学生に入る6歳からでは、すでに神経系の発育がある程度進んでしまっている段階です。そういう神経の発達面を考えると、幼稚園の年中ぐらいからスポーツを習い始めるのが最適な時期と言えるでしょう。

そして、運動をする上で一番重要なことは、子どもたちが「楽しかった」「できた」という充実感や達成感を味わうことです。この気持ちが、運動や自分自身に対する自信を持つことにつながり、やればできる=運動有能感を育んでくれます。

今日は、正課の中で年中・年長組の体育指導がありましたが……、子どもに運動を経験させることはとっても大事なことなのです。

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